世界遺産ペトラ遺跡を有する中東の国ヨルダン。一体どんな国なのか、想像すらつかない方も多いのではないでしょうか。この記事では古代から近現代までの歴史を、独立の経緯や隣国イスラエルとの関係なども含めてわかりやすく解説してい... 国家と特定の宗教が結びつくことは人権の弾圧に繋がりかねず、歴史を振り返ってみてもさまざまな問題が生じてきました。そこで日本では「政教分離」という制度が導入されていますが、一体これはどのようなものなのでしょうか。アメリカ... ペルシア湾の湾岸にある小さな国、クウェート。巨大な油田があり、現在は石油産業で経済が成り立っています。一方で「湾岸戦争」の要因がイラクによるクウェートへの侵攻だったことも有名で、これまで数多くの危機にさらされてきました... テロリズムの温床、泥沼の紛争地という印象が強いアフガニスタン。一体どのような経緯で争いの場となってしまったのでしょうか。この記事では紀元前からさかのぼり、アフガニスタンの歴史をわかりやすく解説していきます。理解が深まる... 世界最大の国土面積をもつロシア。言わずと知れた超大国ですが、一体どのような経緯で現在の姿になったのでしょうか。この記事では、キエフ・ルーシ時代からロシア帝国、革命、冷戦、ソ連崩壊などロシアの歴史をわかりやすく解説してい... 2020年3月11日、WHO(世界保健機関)は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」のパンデミックを認定しました。この記事では、ペストやスペインかぜなど、有史以来人類に大きな被害をもたらしてきたパンデミックの... 「世界一訪れることが難しい国」といわれてきた中東の大国サウジアラビア。2019年にビザの発給が開始され、注目が集まっています。この記事では、女性の人権や石油産業、建国からの歴史などをわかりやすく解説。またおすすめの関連... ホンシェルジュはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。. イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地があるイスラエルは、中東の中でも多くの観光スポットがある国です。宗教と歴史が深く絡み合い、一度訪れたら虜になる素敵な国、イスラエル。歴史的建造物はもちろん、ヨーロッパのような街並みや、お洒落なカフェやショップも♡︎そんなイスラエルの観光スポットを厳選してご紹介していきます^^, イスラエルの首都エルサレム。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地であり、かつては城塞都市として知られていました。街を散策すれば、宗教と人々の生活が深く結びついた光景が目に入ります◎, エルサレムの旧市街、ユダヤ地区にある嘆きの壁。ここはユダヤ教徒の聖地で、その壁に触れながら祈りをささげます。人々の祈りの姿を目にするだけで、異文化を感じられる場とも言えますね!, 一生に一度は訪問してみたい観光スポットです◎観光地となっていますが神聖な場なので、肌の露出は控えてくださいね。, 「嘆きの壁」のすぐ近くに、イスラム教の聖地である岩のドームがあります。メッカ、メディナに次ぐイスラム教の第三の聖地となっています。ドームはイスラム教徒が祈りを捧げるモスクであり、イスラム教徒以外の入場はできません。, また観光客は入場時間が制限されているので、早朝がおすすめです◎金色に輝くドーム、青い幾何学模様のタイルは見ていても飽きることない美しさがあります。, ユダヤ人大虐殺犠牲者を慰霊するためのイスラエルの国立記念館です。敷地内に歴史博物館、公文書保存所、図書室、シナゴーグなどの施設がありますが、多くの観光客は歴史博物館にてユダヤ人差別やホロコーストの歴史を学ぶことができます。, 説明は英語とヘブライ語ですが、日本語ガイドもありますよ◎また日本のシンドラー杉原千畝氏の功績も紹介され、記念樹も植えられています。, ヴィア・ドロローサは「悲しみの道」という意味です。イエスが死刑判決を受け、ゴルゴダの丘まで十字架を背負って歩いた全長約1kmの道です。ここではキリスト教団体が同じように大きな十字架を背負いながら、この道をたどる姿を目にします。エルサレムを聖地とするキリスト教徒。ここがいかに重要な場所であるかがわかります♪, 歴史的建造物であるダビデの塔はかつては『要塞』としてエルサレムを守るために作られました。, 博物館ではイスラエルの歴史を楽しく勉強できます◎またダビデの塔からはエルサレム旧市街を眺める事もできます。夜はライトアップされるなど、プロジェクションマッピングなどのショーが人気です。, 地中海の最東端に位置し、海に面した街です。実は歴史深い街なのですが、都市化が進み、地中海に面したリゾート都市として知られています。しかしビル街を少し離れると、昔ながらの趣ある石造りの住居や遺跡を目にすることができます。, ここはなんと4000年もの歴史を誇る旧市街です。高台は古い町並みと新市街の両方を見渡せる絶景スポットになっています。お土産物屋さんもたくさん並んでいるのでイスラエルならではのお土産はぜひここで◎, 約1000戸の白い建物が密集するこの地域はホワイトシティとされています。ここで有名なのが『バウハウス』というドイツの造形学校です。この街区はユネスコの世界遺産にも登録されているのでぜひ訪れてくださいね♡, ビーチ沿いにオブジェや芸術作品が並び、まるで屋外美術館のような雰囲気が漂っていますまたビーチのすぐそばには遊歩道と車道があり、道路をの挟んでホテル街が。道路沿いにおしゃれなレストランやカフェなどが並んでいるので、ビーチライフを満喫できます◎, かつては塩の海とも呼ばれるほど、塩分濃度が海水の約10倍も濃い死海。人が入っても決して沈むことがない、とっても珍しいスポットです。こちらは塩水だけでなく「泥」も肌にいいんです。訪れる際には「天然の泥パック」を体験してくださいね♡, 死海のほとりにありながら、死海を望む巨大要塞マサダ。その歴史は古く、今から2000年前にまで遡ります。, 切り立つ崖に作られた巨大要塞マサダは、ローマ軍により陥落してしまいます。そこに立てこもっていた1000名近いユダヤ教徒は、誇り高い死を選ぶという悲しい決断をするのです。この世界遺産マサダはユダヤ人にとって「最後の砦」と呼ぶにふさわしい場所なんです。, アッコはイスラエル北部の西ガリラヤ地方に位置する湾岸都市で、世界遺産にも登録されています。, 地上と地下にそれぞれの街が築かれている世界でも例のない、珍しい都市です。地上は18~19世紀にオスマン帝国が築いた要塞が、地下には十字軍が12世紀に築いた都市が、今でもそのままの姿で残されているんです。, ガリラヤ湖はイスラエルで最大の湖です。イエスのキリスト教の布教活動の中心部として知られています。, パンと魚の奇跡の教会、有名な説教が行われた「山上の垂訓教会」をはじめ、イエスが起こした奇跡や布教活動に関する場所がたくさん残されています。またガリラヤ湖に生息するティラピア(通称:聖ペテロの魚)は、名物料理にもなっているので、ぜひ食べてくださいね。, エイラットはイスラエルの最南端の街です。イスラエルで唯一紅海に面したリゾート地となっています。, 砂漠の丘を背景にサンゴ礁が広がる海は世界でもなかなか見ることができません。海水浴はもちろん、カヤック、ウィンドサーフィンぐなどウォータースポーツが豊富なので、楽しみ方もたくさん◎, カルメル山の西側斜面にある渓谷では人類進化の研究で重要な洞窟(タブーン、スフール、エル・ワド、ジャマル)が残っています。, それぞれの洞窟ではおよそ50万年前からの進化の推移を描いてあったり、ネアンデルタール人と現生人類の関わりがみられる遺跡が存在したり◎人類の進化を目にできる場所なんです。, ネゲブ砂漠はイスラエルの南半分を占めています。砂漠の中に「ティムナ国立公園」があり、ここでは長い年月をかけて自然の水分や風が浸食してできた様々な奇岩を見ることができます◎, またネゲブ砂漠の中心部に、「ミツペ・ラモン」という世界最大級のクレーターが。1億年というとてつもない時間の中で、地殻変動と浸食作用で形成された大地は息を飲む光景です。, メギド、ハツォル、ベエル・シェバは遺丘の中でも代表的で、世界遺産にも登録されています。この3つの遺丘は旧約聖書にも登場しているので聖書ゆかりの遺丘群とも呼ばれています♪, 戦いで破壊された都市の上に新都市が建設され、何十層もの都市が積み重なる不思議な場所です。ここではこのエリアの中での絶景スポットをご紹介します◎, 旧約聖書に何度も登場するテル・メギド。ここは交通・軍事にとって重要な場所であり、古戦場でもありました。この世界遺産はメギドの丘、『ハルマゲドン』の地とされています。, テル・ベエル・シェバは『7つの井戸』あるいは『誓いの井戸』という意味を持ちます。その名前は旧約聖書の創世記と関連があるようです。, ベート・シェアリムの墓地遺跡はハイファという町の南東にあります。こちらはベート・シュアリム国立公園の中にあり、紀元前2世紀以降に建設されました。エルサレム以外の場所につくられた初期ユダヤ教の墓地です。, ギリシア語やアラム語、ヘブライ語で書かれた絵画や碑文が発見されたことから、この地が初期ユダヤ教の中心地であったという証拠となっています。, イスラエルには本当に魅力ある観光地がたくさんあります。どれも歴史と深く関わっていて新しい発見がたくさんできること間違いありません。この三大宗教の聖地があるのは世界でもここだけ。, おすすめの記事や、宿泊券が当たるキャンペーン情報などをお届けします! 大航海時代の先駆者といわれるポルトガル。種子島に鉄砲を伝えたり、宣教師ザビエルがやって来たりと、日本とも深い関わりがあります。この記事では、大航海時代を中心に、日本やスペインとの関係も含めたポルトガルの歴史をわかりやす... 中東屈指の金融都市ドバイを有するアラブ首長国連邦。UAEという略称で知られています。この記事では治安や政治、石油産業なども含めて、古代からの歴史をわかりやすく解説。おすすめの関連本も紹介するので、チェックしてみてください。, 近い将来、中国を抜いて世界一の人口大国になると目されているインド。一体どんな歴史を歩んできたのか、古代から植民地時代を経て、独立、近代化を果たすまでの流れをわかりやすく解説していきます。. キリスト教の公認(313年のミラノ勅令)である。 これによりキリスト教徒への迫害が終わり、392 年にはテオドシウス帝によりキリスト教がローマ 帝国の国教となる。これまでは迫害の対象であっ たキリスト教が、逆に保護の対象となったのであ る。 photo@エルサレム 嘆きの壁. © 2020 レキシル(Rekisiru) All rights reserved. イェルサレムは、4000年以上の歴史を持つ最古の都市の一つです。小さな都市に、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と3つの宗教の聖地があるという、世界でも類をみない特別な都市であり、それゆえ常に争いが絶えない街でもあります。 卑弥呼とはどんな人?生涯・年表まとめ【邪馬台国の場所や功績、まつわる謎や死因も紹介】, フローレンス・ナイチンゲールとは何をした人?生涯・功績まとめ【年表や名言、エピソードも紹介】, 英雄ナポレオンとはどんな人?生涯・年表まとめ【フランス革命の活躍や功績、名言や死因まで紹介】. 世界最古の都市のひとつエルサレム。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教という3つの宗教の聖地として知られています。この記事では、聖地となった経緯と、この土地が抱える複雑な事情をわかりやすく解説。またおすすめの関連本も紹介していくので、ぜひご覧ください。, エルサレムは、紀元前30世紀頃に築かれたとされる世界最古の都市のひとつ。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教という3つの宗教の聖地で、「オフェルの丘」と呼ばれる標高800メートルほどの小高い丘の上にあります。, 現在はイスラエルの統治下で、アラブ人居住区の東エルサレムと、ユダヤ人居住区の西エルサレムに分かれています。イスラエルはエルサレムを自国の首都と宣言していますが、国際連合をはじめとする国際社会はこれを認めていません。, さらにパレスチナ自治政府が東エルサレムを自国の首都と主張していて、エルサレムの帰属は「パレスチナ問題」の焦点のひとつとなっています。, 東エルサレムは、1948年に勃発した「第一次中東戦争」の際に、ヨルダンの支配下に置かれた地域のこと。1967年の「第三次中東戦争」にてイスラエルに占領・編入されました。3宗教の聖地である城壁に囲まれた「旧市街」も東エルサレムにあり、旧市街の近くには『聖書』などにも登場する「オリーブ山」があります。, 旧市街を囲む城壁は、オスマン帝国のスレイマン1世によって築かれたものです。内部は東西南北に分けられ、北東地区はイスラム教徒、北西はキリスト教徒、南西はアルメニア正教徒、南東はユダヤ教徒の居住区となっています。1981年には「エルサレムの旧市街とその城壁群」として世界遺産にも登録されました。, 一方の西エルサレムは、「新市街」とも呼ばれ、ヘブライ大学やイスラエル博物館、国会、各省庁などが建ち並ぶ近代的な都市です。, イスラエルはテロが頻発する危険地帯という印象があり、実際に日本の外務省が発表している危険情報でも、ガザ地区およびレバノン国境地帯は「レベル3:渡航中止勧告」、ヨルダン川西岸地区は「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」となっています。, 一方でエルサレム地区に関しては「レベル1:十分注意してください」となっていて、特に警備が厳重な西エルサレムでは安全に観光を楽しむことができるでしょう。, ただ旧市街のイスラム教徒居住区への入り口であるダマスカス門周辺では、ユダヤ教徒とイスラム教徒の衝突などが頻繁に起こるので注意が必要です。, ユダヤ教・キリスト教・イスラム教という3つの宗教の聖地となっているエルサレム。それぞれどのような経緯や歴史があるのか解説していきます。, まずユダヤ教徒にとってエルサレムは、紀元前1000年頃にヘブライ王国の第2代国王ダビデによって都に定められました。第3代国王であるソロモンの時代に全盛期を迎え、「エルサレム神殿」が築かれています。, 紀元前930年頃にヘブライ王国が南北に分裂した後も、エルサレムはユダ王国の都として栄えました。しかし紀元前597年に新バビロニア王国にされ、紀元前586年にユダ王国が滅亡。この時にエルサレム神殿も破壊され、住民はバビロンへと連行されます。これが有名な「バビロン捕囚」です。, 紀元539年、新バビロニア王国がアケメネス朝ペルシアのキュロス2世によって滅ぼされると、捕らえられていた人々は解放され、紀元前515年にはエルサレム神殿も再建されました。これを「第二神殿」といいます。, アレクサンドロス帝国、セレウコス朝シリア、ハスモン朝などが統治した後、紀元前37年にはローマの属国としてヘロデ朝が興り、エルサレム神殿を改築。これを「ヘロデ神殿」といいます。, しかし66年にローマ帝国に反発したユダヤ人が蜂起し、「ユダヤ戦争」が勃発すると、エルサレムはローマ帝国軍に攻略され、エルサレム神殿も破壊されてしまいました。神殿の跡にはローマ神話の主神であるユピテルを祀る神殿が築かれ、都市名もエルサレムから「アエリア・カピトリナ」に変更されます。, ユダヤ教の聖地である「嘆きの壁」は、この時に破壊されたヘロデ神殿の外壁の一部です。全長490メートル、高さ32メートルにおよぶ巨大な壁で、2トンから8トンの巨石が地上28段、地下17段にわたって積み上げられています。, 地上7段目まではヘロデ大王時代のものとされ、8~11段目は7世紀にウマイヤ朝によって、12~25段目は1866年にイギリス人実業家のモーゼス・モンテフィオーレ卿によって、26~28段目は1967年にイスラム教の宗教指導者によって追加されました。, キリスト教徒にとってのエルサレムは、イエス・キリストが活動し、処刑され、復活を遂げた場所です。, 最初の大きな転機となったのは313年、ローマ皇帝のコンスタンティヌス1世が、全帝国市民に対して信仰の自由を認める「ミラノ勅令」を発布したこと。キリスト教が迫害の対象ではなくなります。320年、コンスタンティヌス1世の母である聖ヘレナが巡礼をし、当時「アエリア・カピトリナ」と改名されていた都市名が再びエルサレムになり、キリスト教の聖地とみなされるようになりました。, 325年、コンスタンティヌス1世によって、イエス・キリストが処刑されたとされるゴルゴタの丘に教会が建てられました。キリスト教徒の聖地である「聖墳墓教会」です。, 638年にイスラム教に支配されますが、1099年に十字軍によってエルサレム王国が成立。十字軍の指導者だったゴドフロワ・ド・ブイヨンが初代国王に選出されます。ただイエス・キリストが命を落とした場所で王を名乗るのは恐れ多いとして「聖墓の守護者」と名乗りました。, その後エルサレムは、十字軍とイスラム勢力による争いの的となり、1187年にはアイユーブ朝の創始者サラディンに占領されます。1918年にオスマン帝国が「第一次世界大戦」に敗れるまで、イスラム教の支配下に置かれました。, 現在の「聖墳墓教会」は、カトリック教会、アルメニア使徒教会、東方正教会、シリア正教会、コプト正教会による共同管理とされていますが、各宗派による争いを防止する目的から、エルサレムでもっとも古いイスラム教徒といわれるヌセイベ家など2つの一族が鍵を管理しています。, イスラム教にとってのエルサレムは、創始者のムハンマドが、メッカのカアバ神殿から神の御前まで旅をした途中に立ち寄った場所。この時ムハンマドは、大天使ガブリエルにともなわれ、エルサレム神殿の岩から天馬に乗って神の御前に向かったといわれています。, 東ローマ帝国の支配下にあったエルサレムがウマイヤ朝に征服された後、ムハンマドが天馬に乗ったとされる聖なる岩を囲むように「岩のドーム」が建てられました。この岩はもともと、預言者アブラハムが神のために息子のイサクを捧げようとした台だとされています。, ヘブライ王国のソロモン王がエルサレム神殿を建てたのも、そもそもはこの岩のため。初期のキリスト教でも聖地とされていて、いわばエルサレムの核です。, 「岩のドーム」は聖なる岩を囲む円陣を中心に、八角形の歩廊が二重に取り巻く構造になっていて、メッカのカアバ神殿と同様に、巡礼者が時計の針とは逆向きに巡回できるよう設計されました。ドームの直径は20.4メートル、高さは36メートルで、創建当時は木造でしたが1960年に修復された際に鉄骨になっています。, 外壁は青を基調としたタイルで装飾されていますが、これは1561年にオスマン帝国のスレイマン1世が修復した時につけられたもの。タイルはトルコ製です。, 現在はイスラム教が管理していますが、南西の壁の外側の一部はユダヤ教の管理下に置かれ、「嘆きの壁」として礼拝されています。, エルサレムが誰のものであるのかを議論する際、ユダヤ人は旧約聖書を紐解き、アラブ人はオスマン帝国の土地台帳を持ち出すといわれています。現在の「パレスチナ問題」に代表されるように、世界でも突出して複雑な事情を抱えているのです。, 本書は、そんなエルサレムに25年以上暮らしこの地を「第2の故郷」と呼ぶ作者が、『旧約聖書』以前までさかのぼり、それぞれの宗教において聖地となった来歴を解説していくもの。まるで物語のような文章で丁寧に説明されているので、わかりやすいでしょう。, 数千年のなかでもつれた糸をほどくことは簡単ではありませんが、パレスチナに関する現状を理解するうえで非常に役立つ一冊です。, 本書は、切手などの郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱した作者が、エルサレムを象徴する「岩のドーム」にまつわる郵便資料からパレスチナの歴史を紐解く作品。ユニークな視点の分析で、混迷する中東問題に新たな光を当てています。, 支配者が入れ替わる複雑な土地ですが、郵便物は「小さな外交官」といわれるほど時代や地域をあらわすもの。具体的なビジュアルも含めて、歴史的経緯を理解できるのが特徴です。歴史に詳しくない人でも、飽きずに読み進めることができるでしょう。.